SmartyCAM HD Rev 2.1

Smarty CAM HD
AimのデータロガーやECUからの情報を、F1中継のオンボード映像のようにリアルタイム合成しながら、HD高画質録画が可能なデジタルビデオカメラ。
さらなる改良を加え、Rev.2モデルとして再登場。
製品の用途: 四輪用, その他・汎用
製品カテゴリ: ロガー/マスター, 拡張モジュール

特徴

SmartyCAM HD

モータースポーツ専用設計のカメラです

SmartyCAM HDは、ただ一つの目的で設計されています。それは、あなたが自らの能力を最大限に発揮するのに役立つ、技術的な各種情報を含んだ、素晴らしいビデオを撮影することです。このために、これまでに無いほど頑丈で信頼性の高いシステムを作りました。

改良点

特徴

リアルタイム走行データ合成

オーバーレイサンプル

SmartyCAM HDには様々な機器からの入力データをビデオ画像に合成することが出来ます。オプションのGPS05Bモジュールを接続すると、速度やラップ/スプリットタイム、サーキットマップと車両の現在位置を合成できます。

Aimのロガーを通じて車両のECUに接続すれば、エンジン回転数、スロットルポジション、使用しているギア、加速度、温度、圧力などを合成できます。また、ロガーに接続されている追加センサの値ももちろん合成可能です。

これらの情報は、リアルタイムでビデオに合成され、サーキットの各地点での各データの内容を確認できます。

Race Studio 3 - ビデオ設定および解析用ソフトウェア

SmartyCAM HDは、最新のRace Studio 3ソフトウェアを使用することができます。Race Studio 3で様々な設定を行うことで、情報量が多く、面白いビデオを撮影することが可能になります。

ビデオ設定

Race Studio 3

ビデオ画面に合成する、"オーバーレイ"の設定は自由自在に行うことができます。いくつかある"セット"のオブジェクトを画面上に自由に配置できるほか、カスタムのロゴを追加したり、サーキットマップを表示させることもできます。

あなたのビデオは、表示されるデータからそのグラフィックレイアウトに至る細部まで、全て本当の意味での"あなた専用"のオリジナルにすることができます。

ビデオ解析

ラップ比較

撮影したビデオをPCにダウンロードすれば、一つのセッションの連続した走行も、クリックひとつでラップ毎に分割することができます。 そして、2つのラップを並べて同時に再生し、どのコーナーが遅い(早い)かをチェックできます。

この比較作業は、SmartyCAM HDで撮影したものであれば、もちろん別のビデオに対しても行えます。あなたと友人のベストラップ同士を比較するのも簡単です。

自動操作

エンジンスタート

スターティング・グリッドについてレースがスタートする直前、アドレナリンが大量に出て緊張感が最大に達します。でも、カメラのスイッチを入れることを忘れていませんか?

とは言え、ドライバーがそんなことを心配する必要があるのでしょうか。

SmartyCAM HDは、電源のオン・オフも、録画の開始・停止も自動で行えます。

詳しく

グローバルシャッターCMOS採用 さらに画質も向上

波打ち現象

グローバルシャッターCMOS美しいエキゾーストノートを出すレーシングエンジンは、振動も大きくなります。もちろん、ビデオ撮影にとっては、芳しくないことです。

普通のアクションカムで撮影した際、例えばエンジン回転数が7000rpmを越えると、船酔いしそうな画像の波打現象(ローリングシャッター歪)が発生してしまいます。

SmartyCAM HDは、このような振動の多い環境でもクリアな画像を撮影できるように設計されてます。画像の波打現象は、過去の遺物となるのです。グローバルシャッターCMOSについて詳しく

振動が大きいレーシングカートで撮影したサンプルムービーで、その威力をご確認ください。

画質向上

また、Rev.2に採用された新しいCMOSセンサにより、暗い場所での画質が大きく向上しました。ノイズの発生は最低限に抑えられています。

モータスポーツ専用設計レンズ

モータースポーツ専用設計

モータースポーツで使用するレンズは、毎秒100回転以上のエンジンの振動に耐える頑丈さと、鮮やかで高い解像度の画像を撮影できなければなりません。

そればかりではなく、一般的なアクションカムに見られるような、周辺画像の歪みによる誤った印象の(10m先がはるか遠くに見えたり、コースの先がストレートかコーナーかも判別できない)画像にならないようにしなければなりません。

モータスポーツ専用に設計されたSmartyCAM HDのレンズは、6枚の要素で構成されるテレセントリックタイプを採用しています。このため、画像の歪みが少なく、サーキットでの激しい振動にも耐えることが可能なのです。

さらに、異なる画角のレンズを車両タイプに合わせて選択することで、最適な構図にできます。

67度レンズ

67度レンズは、クローズドルーフのツーリングカーに適しています。ピラーなどにより不要な「縁取り」が写り込まないような画角です。

84度レンズは、2シーターツーリングカーなど、後方に取り付け場所がない車両や、オープンルーフのフォーミュラカー、レーシングカートなどで使いやすいサイズです。


前面カラーTFT液晶

前面TFT

オンボードビデオカメラは、もちろん車内に取り付けなければなりません。撮影アングルを確認するために最適なディスプレイの位置はどこでしょうか?

SmartyCAM HDの128×128ピクセルのTFTカラー液晶は、一般的なビデオカメラのような背面ではなく、前面に装備されています。

高画質でスモールサイズのビデオ

SDカード

HDカメラのメーカーは、解像度の高さに焦点を当てて競い合っています。その結果、ビデオファイルは巨大化し、より多くのメモリが必要になっています。

SmartyCAM HDのビデオは、他のHDカメラに比べて同じような品質でもファイルサイズが小さくなります。H264方式による圧縮の際のパラメータを最適化してあるためです。

ビデオファイルの品質は、3段階から選択できます。1時間のビデオ撮影に必要なファイルサイズの目安は、4GB(高品質)、2GB(通常)、1.5GB(低品質)です。

ビデオファイルは、SDカードに記録されます。現在ではSDカードの最大容量は128GBに達しました。このカードを利用すれば、高品質ビデオでも30時間以上撮影可能です。

*高品質時の録画時間の目安

過酷な条件に耐える頑丈な設計

レインコンディション

壊れやすい製品をサーキットで使用すると、無駄な時間を取られることになりかねません。

モータスポーツ専用に設計された車載カメラには、サーキットではよく遭遇するような悪条件にも耐える、頑丈な製品であることが求められます。そのためには、衝撃や振動に強く、強い雨や嵐、そして高温や低温にも耐えることが必要条件です。

SmartyCAM HDが、レーシングカーパーツによく使用されるような、機械加工されたアルミニウム製筐体を採用したのは、まさにこのためなのです。

頑丈です

搭載しやすいコンパクトサイズ

コンパクト

コンパクトサイズ(87×63×48mm)で軽量(250g)なので、SmartyCAM HDはクルマやバイクに取り付けるのも簡単です。

仕様

技術仕様

  • レンズ
    • テレセントリックタイプ(6エレメント)
  • 水平画角(HFOV) - 購入時オプション
    • 67度
    • 84度
  • 自動電源オン
    • Aimのロガーに接続すれば可能
  • 自動電源オフ
    • 可能
  • 自動録画開始・停止
    • 可能
  • メモリ仕様
    • SDHCカード
    • 最大128GB
  • 1時間あたりのファイルサイズの目安
    • 1.5GB(低品質)
    • 2GB(標準品質)
    • 4GB(高品質)
  • ムービーフォーマット
    • 1280 × 720ピクセル 30fps
    • H.264圧縮
  • 内蔵Gセンサ
    • 3軸 ±5G
  • 内蔵バッテリ
    • 1950mAh リチウム充電池
    • 120~150分録画可能
  • 外部電源
    • 9-15V
    • 充電電流:700mAh(12V)
  • 寸法
    • 87 × 63 × 49mm
  • 重量
    • 280g (バッテリ含む)
  • ディスプレイサイズ
    • 128 × 128ピクセル
  • 環境仕様
    • -10℃ 〜 60℃
    • IP67準拠

各部詳細

外形寸法図

コネクタピン配置

付属品・型番一覧

付属品

付属品一覧

SmartyCAM HD 本体(1) / 4GB SDHCカード(2) / CANケーブル(3) もしくは 電源ケーブル(4) 

/ ACアダプタ(5) / USBケーブル(6) / ソフトウェアCD-ROM(7)

本体型番一覧表

品番
レンズ スタンドアロン スレーブ 2m スレーブ 4m
67度 SCH2-SA SCH2-20 SCH2-40
84度 SCH2-SAM SCH2-20M SCH2-40M

オプションパーツ

ブラケットキット

SmartyCAM HDの底面には、一般的なカメラ用三脚穴があるため、市販されているカメラマウントで取り付けることができますが、Aimではブラケットキットも準備しています。ブラケットキットは、下記の様なものなど、いくつかのタイプを準備しています。詳細については、お問い合わせください。

ロールバータイプ 

吸盤タイプ

それぞれ、ベース(A) + アーム(B) + カメラボール(C)の組み合わせで、SOLO用ブラケットキットと同様に、いくつかの種類を揃えています。

外部マイク関係

SmartyCAM HD Rev.2.1は、オプションのケーブルを利用することで、外部マイクロホンを利用できます。外部マイクを使用するためのオプションケーブルを、用途に合わせて準備しています。


外部マイク付き電源ケーブル

接続図

外部マイク付きCANケーブル

外部マイク付きCAN

接続図

外部マイクジャック付き電源ケーブル

外部マイクジャック付き電源

接続図

外部マイクジャック付きCANケーブル

外部マイクジャック付きCAN

接続図


その他のオプションパーツ型番一覧表

フィルタ
オプションパーツ 品番
GPS08Bモジュール SMYC-GPSB
ECUブリッジ CAN / RS232 ECBG-CR
ECUブリッジ CAN / K Line ECBG-CK
RPMブリッジ RPBG-00
CANケーブル 2m EXTC-C020
CANケーブル 4m EXTC-C040
電源ケーブル EXTC-P0
フィルタ交換キット SCH2-GRRK
ディスプレイガラス交換キット SCH2-GRRK

FAQ

どのようなデータを合成できるのですか?

接続するマスター機器(Aim製データロガーもしくはSMCブリッジ)のデータを表示させられます。この他に、独自のロゴマークや、GPSがあればサーキットマップなども表示できます。

SmartyCAM HDを接続できるAimのマスター機器は?

CAN拡張ポートを搭載している、マスターデバイスに接続できます。

SmartyCAMのビデオをRace Studio 2で見る事が出来ますか? ロガーデータと対応するように再生できますか?

手動で同期させることで、同時再生が可能です。Race Studio の次期メジャーリリースでは、自動的に同期させられるようになる予定です。

90°傾けて使用できますか?

使用できません。180°回転(上下反転)には対応しています。

複数のSmartyCAM HDをCANネットワークに接続できますか?

接続できます。他の機器に影響を与えず、同時使用が可能です。

SmartyCAM HD単体でも利用できますか?

出来ます。バッテリを内蔵しており、AimのCANネットワークに接続しなくても、使用することが可能です。この場合に合成できるデータは、SmaryCAM HDに内蔵されているGセンサの数値のみです。専用のGPS05Bモジュールを接続すれば、サーキットマップや速度、ラップタイムなども表示できるようになります。