GT32

主要機能

GT32ステアリングはCAN接続できる8個のプッシュボタン、3個のロータリースイッチ、
および2個の物理スイッチを装備しています。
また、オプションで磁気式で精巧なシフトパドルスイッチも装着できます。

• ボタンとロータリースイッチ
  • 各種設定可能
  • モーメンタリ・トグル・マルチステータス
  • 2個のボタンは物理スイッチ
• RGB LED
  • プログラム可能
  • フレームとアイコンのバックライト
  • 点灯と2種類の点滅モード
• シフトパドル(オプション)
  • CANメッセージおよび物理スイッチ
• 接続
  • ECU CAN
• ON/OFF
  • 状態リストアオプション

GT32の2つのバージョン

拡張モジュール

PDM32/08に
拡張モジュールとして接続できるバージョンです。
AiM製品で構築したシステムに追加できる
効果的なデバイスとなります。
　

スタンドアロン

ECUや各種システムなど、
AiM以外の製品に
CANで接続できる
バージョンです。

Race Studio 3による設定

GT32の様々な設定は、
Race Studio 3ソフトウェアで簡単に行えます。
拡張モジュールバージョンはPDM32/08の設定から、
スタンドアロンバージョンはPCにUSB-C接続して
変更できます。

スイッチの設定

10個のプッシュボタンスイッチと、ロータリースイッチの動作は自由に設定できます。

• モーメンタリ
  • ボタンが押された時だけONになります。
• トグル
  • ボタンが押される度にON/OFFが切り替わります。
• マルチステータス
  • ボタンが押されるたびにステータスが最大値まで切り替わります。

LEDバックライト

スイッチにはRGB LEDバックライトが装備され
それぞれの点灯色は選択可能で、点灯・点滅も
自由に設定できます。
この機能により、緊迫したレース中でも
容易に必要なスイッチを見つけられます。

CAN出力

それぞれのスイッチの状態は、CAN信号として出力されます。
もちろん、出力データは自由に変更できます。
変更できる項目の例

• データバイト数
• データ長コード
• バイトオーダー
• 出力レート

CANメッセージ設定

スイッチの状態は、周期的に出力するか　
変化した時、およびその両方で送信可能です。
CANメッセージの送信周期・ID・通信速度・バイトオーダー　
などは、自由に設定できます。
ボタンスイッチの電源オフ時の状態は保存可能で　
次回電源オン時に再現できます。
GT32スタンドアロンは、CANによる入力も可能で、
このデータを用いてLEDを制御できます。

ディスプレイの制御も

拡張モジュールバージョンのGT32は、
PDM32/PDM08に接続されたディスプレイの
表示制御などにも利用できます。

交換可能なキートップ

キットに含まれる様々な種類のアイコン表示されたものの中から、
ボタンスイッチのキートップを選択できます。
オプションでキートップのカスタマイズも可能です。
参考：キートップ標準セットの内容

操作感抜群のシフトパドル

GT32には、操作感が抜群に良い
シフトパドル(オプション)を用意しています。
カーボンファイバー素材の操作部と、
磁気スイッチの組み合わせにより
正確な操作が可能となり、
確実なフィードバックも得られます。
シフトパドルの状態は、
物理的なスイッチ出力と同時に
CANメッセージによる出力も可能です。

快適で滑らないグリップ

人間工学に基づいて設計された高密度ポリウレタン製のグリップにより
どのような環境でも滑らず快適な操作を可能にします。
そして、このグリップは交換可能です。