製品用途:四輪 バイク カート
- 製品内容:拡張モジュール
LCU-ONEはECUセッティングの必須アイテムである空燃比センサコントローラです。データロガーメーカならではのレース専用設計で、対応データロガーとCAN接続すれば、シームレスな設定が可能です。
高精度・高機能
これまでの低価格空燃比計は、いわゆる全領域ではない O2 センサを利用していたり、
全領域センサを利用していてもコントローラの性能が悪いために
高精度計測が行えないものが殆どでした。
LCU-ONE は、BOSCH の LSU 4.9 全領域空燃比センサを使用し、
センサヒータの精巧なコントロール機能を備えるなど
コントローラもしっかりと設計されており、高精度な計測が可能です。
もちろん、出力信号を細かく変更したり、
ヒーターの温度やセンサの診断信号を送信できるなど、機能も充実しています。
様々な燃料にも対応
LCU-ONE が採用している BOSCH の LSU 4.9 空燃比センサは
ガソリンエンジンだけではなく、ディーゼルエンジンや
アルコール燃料エンジンでも利用可能です。
もちろん、理論空燃比の設定値を変更する事で、
λ 値だけではなく AF 値も正しく表示可能です。
CANバスによる接続が可能
LCU-ONE の最大の特徴は、CAN バスによる接続が可能な事です。CAN バスを通したデジタル通信により、信号劣化が無い他、信号線を追加しなくても空燃比センサのヒーター温度や診断信号を送信する事が可能となりました。
さらに、CAN バスを通じて LCU-ONE の設定を行える等、データロガーとシームレスな連携が可能となりました。
CAN バス採用のメリットはそれだけにとどまらず、ディジーチェーンもしくはデータハブを介して接続すると、複数の LCU-ONE を簡単に使用する事も可能です。もちろん、貴重なアナログチャンネルをつぶす心配はありません。
CANによる接続の例
2種類のキットを用意
上記の通り、LCU-ONEをAim製のデータロガーに接続する際はCANタイプが推奨されますが、接続する計測器に合わせて、アナログ出力タイプも用意しています。モデルごとの概要と出力できるデータは下記の通りです。
CAN出力タイプ
- Aim製データロガー接続専用モデル
- 出力信号:ラムダ値・A/F値・ラムダセンサの温度・診断情報
アナログ出力タイプ
- アナログ入力可能な各種計測器への接続が可能
- 出力信号:ラムダ値
- 専用ソフトによるRS232C接続で、出力特性を変更可能
技術仕様一覧
外形寸法 | 80 x 37 x 15mm |
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耐環境性能 | IP67準拠 |
付属品
LCU-ONE 本体 / LSU4.9空燃比センサ / RS232C及びロガー接続用ケーブル(アナログタイプのみ)