製品用途:カート
- 製品内容:モノクロダッシュロガー

MyChron6 / MyChron6 2Tは、レーシングカートやミニモトで使いやすいデータロガー、MyChronシリーズの第6世代モデルです。様々な先進機能を搭載し、さらに進化を遂げています。


常に進化を続けてきました
1994 年から今日に至るまで、MyChronは、より良いパフォーマンスを発揮するためにドライバーとチームに貢献するツールであり続けてきました。
そして、いよいよ第6世代のMyChron6が、様々な先進テクノロジーを搭載して登場しました。高精度 GPS、6軸モーションセンサ、Bluetooth 接続機能、デバイスを追加するためのCAN2バス、そしてロングライフバッテリーなど、多くの新機能を搭載しています。
MyChron6は、異なるソースからのデータをまとめ、高精度で詳細に記録・解析できる、パワフルなデバイスに変貌しました。




MyChron6 2Tは、多くのドライバーやチームからのご要望に合わせ、2箇所の温度を計測できるようにしたモデルです。
モジュールなどを追加することなく、水温と排気温度を同時に計測できます。


単なるラップタイマーではありません
MyChron6は、マシンのデータを全て管理することができるデバイスです。
以下のデータの記録・表示が可能です :
ラップタイム
ランニングタイム
区間タイム
予測タイム
デルタ(±)タイム
周回数
速度とエンジン回転数
各種温度




見やすいレイアウトと
明瞭なスクリーン
MyChron6には、320x135ピクセルのワイドグラフィカル
ディスプレイが搭載されており、全てのデータを把握できます。
新しくデザインされたページレイアウトにより、区間タイム、
デルタ(±)タイム、そして心拍数などの状況を簡単に把握できます。
内蔵された環境光センサにより、輝度やコントラストは自動補正され
周囲の状況に応じて最適な表示を行います。
MyChron6のディスプレイ表示は、競合製品と比較して、
レース中の厳しいコンディションでも大変見やすくなっています。
基準ラップとのデルタバーグラフを表示するレイアウトも、
新たに追加されました。
スクリーンバックライトは、8色の中から選択できます。


Bluetooth接続
MyChron6には、Bluetoothモジュールを
接続できるようになりました。
例えば、心拍数を計測したい場合、
心拍センサーモジュールをMyChron6にBluetooth接続するだけで、
ディスプレイ表示させたり、走行後にダウンロードして
チェックすることができます。
市販されている多くの心拍センサーに対応しています。


Wi-Fi
Wi-Fiによる接続が可能なので
PCに物理的な手段で接続する必要はありません。
データのダウンロードや、機能を最新にするための
ファームウェアのアップデートもWi-Fiで行えます。


CANによる接続が必要な外部デバイス用に、
CAN2バスを搭載しました。


専用外部ストレージ
USB-コネクタはロガーのバッテリー充電に使用するほか、
専用の大容量16GBメモリモジュールを接続することができます。
このメモリーにも、全てのデータが記録されます。


6軸モーションセンサ
内蔵された6軸モーションセンサ(IMU)により
3次元全ての加速度および各速度が計測可能です。
これら全てのデータをリンクさせることで、
MyChron6を用いた各種の車両挙動解析が可能になります。


最新のGPS
MyChron6には、複数(GPS/GLONASS/Galileo/Beidou/QZSS)の
システム(GNSS)に対応した高精度・高速度(25Hz)の
位置測位システムが搭載されています。
スイッチを入れるだけで現在位置を測位し、
内部に保存されているデータベースと照合して
自動的にラップタイムを計測します。


サーキットデータベース
MyChron6は、世界中の数千に及ぶサーキットの
ラップ計測ポイントを認識することができます。
Race Studio 3を起動すれば、膨大な数のAiMデータベースを
閲覧できます。国などの様々な条件で検索したり
データを編集・削除・追加なども思いのままです。
走行するサーキットがデータベースになくても、
MyChron6で数周走行すれば、自動的に計測ポイントを決めて
タイム計測が始まります。


最大20時間の動作時間
新型の大容量・高性能バッテリーの採用と、
デバイスの省電力化により、
MyChron6は単体で最大20時間の動作時間を
確保しました。電池切れの心配をせずに
サーキットで使用できます。


データ表示
走行終了後には、記録したデータをすぐに呼び出せます。
走行中に記録した様々なデータを、読み取りやすく
レイアウトされた様々なページで確認できます。
表示できるページには
ベスト・ベスト区間・理論ベストなどの
各種タイム表示、個別ラップの最大・最小値表示、
エンジン回転数のグラフ、
ヒストグラムなどがあります。

Race Studio 3 Analysis


記録されたデータは、USB/WiFi/Mini USBメモリデバイスなどを
使用してPCにダウンロードし、Race Studio 3ソフトウェアで
詳細に解析できます。
各種のグラフやヒストグラムを使うことで、
パフォーマンスを解析し、改善に繋げられます。
サーキットの区間リポートや、チャンネルリポート、
そして連動させたSmartyCAMビデオなどを使って
異なるセッションのデータを解析すれば、
多くの気づきを得られるはずです。

接続の一例

技術仕様一覧
ディスプレイ | グラフィカル 320 x 136 ピクセル |
---|---|
バックライト | RGBカラー(8色から選択可能) |
RPM警告LED | RGB x 5 (シフトライトもしくは予測タイム表示として利用可能) |
警告LED | RGB x 2 (各種設定変更可能) |
CANバス | 2 |
デジタル入力チャンネル | ラップ信号(赤外線/磁気) |
WiFi接続 | あり |
内蔵モーションセンサ | 6軸(サンプリングレート50Hz) |
内蔵バッテリー | リチウム充電池 |
内蔵メモリサイズ | 4Gバイト |
筐体 | PA6 GS30% |
コネクタ | Binder 712 x 3 |
外形寸法 | 152 x 81 x 37 mm |
重量 | 370g |
耐環境性能 | IP67準拠 |
Bluetooth接続 | あり。外部センサ接続用。 |
外部電源 | 9-15V |
USB接続 | あり。バッテリー充電・データダウンロード・外部メモリ対応 |
各種図面




付属品
MyChron6 本体 / RPMケーブル / USBケーブル / 温度センサ+ケーブル