XLog

主要機能概要

XLogは、頑丈な防水筐体に、GPS・1500mAhのリチウムインバッテリー・Wi-Fiモジュールを
内蔵した、コンパクトサイズながら多機能なデータロガーです。
XLogは、4GBの内蔵メモリに加えて、16GBのリムーバブルメモリキーが付属し、
追加ストレージとして利用できます。
複数のシステムに対応した最新のGPSレシーバーは25Hzのデータ記録ができ、
最大100Hzの6軸モーションセンサも内蔵しています。
記録できるデータは下記のようなものがあります。

• ラップタイム
• 区間タイム
• 車両の位置情報と速度
• 3軸加速度および3軸ジャイロ
• ECUからの各種データ (CAN/K-Line/RS232対応)
• デジタルパルスによるエンジン回転数
• 接続したAimの拡張モジュールのデータ

フレキシブルに機能拡張できます。

他のAimのシステムと同様に
XLogには、拡張モジュールを接続して様々な機能を追加することも可能です。

LCU1S

空燃比を計測して
エンジンセットのベースを把握できます。

ACC3

各種アナログセンサを接続できます。

SmartyCAM 3

XLogで取得しているデータを転送し
リアルタイムに合成しながら
車載ムービーを録画できます。

CAN2オプション

XLogの柔軟さは、そればかりではありません！
デフォルトで用意されている、拡張モジュール用のAiM EXPポートは
AiM以外のCANデバイスに接続するためのCAN2として利用することもできます。
接続するためのCANプロトコルも、Aimで用意しているもののほか
ユーザが自由に作成することもできます。

正確な位置情報と速度

サーキットを走行中の車両の位置情報と速度は、毎秒25回記録されます。
複数のGNSSシステム(GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS)に
対応しているため、XLogは概ね0.5m以下の精度で
位置情報を取得できます。

3軸加速度と3軸ジャイロ

最大サンプリングレート100Hzの6軸モーションセンサ(IMU)により、
3次元各方向の加速度、そしてヨーレートを計測できます。
これらのデータを解析することにより、XLogを用いて
高度な車両挙動解析が可能となります。

小型でもパワフル

拡張モジュールによる機能追加は、フレキシブルに行えます。
複数のモジュールを接続する場合には、データハブを利用します。

これらを組み合わせることで、XLogは小型ながら
パワフルな機能を持つデータロガーとして使用できます。
XLogに内蔵されたGPSやモーションセンサ、
さらにはECUからのデータのほかに
ACC3を接続した各種アナログデータ、
さらにはLCU1Sによる空燃比データなどを記録できます。
そして、これらのデータをSmartyCAM 3に送信することもできます。

小型でも高い信頼性

その小さなサイズのため、XLogは
バイクへの搭載が容易です。
空間が確保できないような車両でも
取り付けることができます。
ディスプレイが不要であれば、
XLogは最適な答えです。

Race Studio 3による詳細な解析

付属するリムーバブルUSBタイプCキーを使えば、
有線接続することなく、XLogに記録されたデータを
PC上のRace Studio 3で深く解析することができます。
Race Studio 3は、ログデータをさまざまな形式で表示させたり
SmartyCAM 3で記録されたムービーファイルと連動させるなど
より良い比較解析に役立ちます。

ECUへのシリアル接続

XLogは、ECUにシリアル通信で接続することが可能です。
対応しているECUモデルは数千以上です。

AiMで用意している数千の対応プロトコルデータベースに
使用したいECUがなくても、プロトコル情報があれば、
ドライバービルダー機能でECUドライバを作成できます。

スーパースポーツ用接続ケーブル

AiMでは、XLogをスーパースポーツバイクに接続するための専用ケーブルを準備しています。
詳細は、メーカーのページをご覧ください。

モトクロッサー用接続ケーブル

その他、AiMではXLogをモトクロッサーに接続するための専用ケーブルも準備しています。
詳細は、メーカーのページをご覧ください。