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Race Studio 3の初期設定
Race Studio 3を最初に起動した際の注意点や、各種設定方法です。
必要データのダウンロード
Race Studio 3は、GPSサーキットやECUドライバのデータなどは、ソフトウェアインストーラには含まない状態で配布されています。これらのデータは、Race Studio 3がクラウドから自動的に最新版をダウンロードし、更新します。
このため、初めてRace Studio 3をインストールした際などには、これらのデータをクラウドからダウンロードして更新するため、しばらく時間がかかる場合があります。データのダウンロード中はツールバーが下記のような表示になりますので、インターネットに接続した状態で、終了するまでお待ちください。
データダウンロードが完了しない場合、ファイアウォールの設定などをご確認ください。
日本語への切り替え
ベータ版の扱いとなりますが、下記設定でRace Studio 3の各種表示を日本語に変更することが可能です。
左上の"Preferences"メニューで、Laguages and Units Preferencesを選択します。
“Language"タブを選択し、“Japanese"をクリックします。
“OK"ボタンをクリックします(言語の変更は、Race Studio 3の再起動後に有効となります)。
日本語モードはベータ版で、一部制限事項があるほか、動作保証は致しかねます。特に下記の点はご注意ください。
- 誤作動を避けるため、入力文字は半角英数字をお使いください。デバイス側が非対応のため、特に設定データなどには日本語や全角文字を使用しないでください。誤作動の原因となります。
- データ読み書き時の各種のファイルパスについても、全角文字が含まれると誤作動する場合があります。ユーザアカウント名が日本語の場合には、ファイルパスにご注意ください。
- 全ての表記が日本語にはなりません。
- AiMクラウドに関しては日本語化の予定はありません。
- 日本語モードにしても、“AiMサポート"ボタンなどで送信する内容は、全てAiMイタリア本社宛となります。
- 日本語モードでの動作に関するお問い合わせは、当社(有限会社ベア)まで、フォームでお送りください。AiM社では受け付けていません。
Preferences(設定)メニューの概要
このメニューで、Race Studio 3の各種設定を行います。
各メニューの概要は下記のとおりです。
- 言語と単位の設定
- 使用する単位と言語を設定します。日本語にすれば、自動的にSI単位系が選択されます。
- データダウンロード
- ログデータやムービーのダウンロードに関する各種設定を行います。
- AiMシムレーシング
- 各種レースシミュレータとの連携に関する設定を行います。詳細については、AiMシムレーシングWebページメニューをクリックして、英語版サイトをご覧ください。
- ファイル変換
- レースシミュレータデータを読み込むための設定を行ったり、ダウンロードしたログデータを各種のファイル形式にバッチ変換することができます。
- AiMサーバにサーキットデータをアップロード
- AiMのデータベースに含まれないサーキットデータを新規に作成した際に、データをAiMに送信することができます。
- WiFiとイーサネット設定
- WiFiに関するオプションの設定を行います。
- 背景画像オプション
- Race Studio 3の背景画像を変更できます。
- ソフトウェア動作設定
- Race Sutdio 3のその他の設定を行います。
- 詳細
- エキスパートユーザ向けの各種設定です。