製品用途:四輪 バイク
- 製品内容:カラーダッシュロガーカラーデジタルメーター
MXxシリーズは、カラーディスプレイを搭載した、モータースポーツ用のダッシュロガー、およびデジタルメーターです。内蔵データロガーの有無や、ディスプレイサイズの異なる各種モデルを用意しています。こちらのページでは、共通の特徴をまとめています。個別の仕様などは下記一覧表のリンクを参照してください。
MXx シリーズ 一覧表
モデル | ダッシュロガー | デジタルメーター | デジタルメーター |
---|---|---|---|
MXS 1.3 | MXS 1.3 Strada | MXS Strada Light | |
MXP 1.3 | MXP 1.3 Strada | - | |
MXG 1.3 | MXG 1.3 Strada | - | |
MXT 1.3 | MXT 1.3 Strada | - | |
主な仕様 | ダッシュロガー | デジタルメーター | デジタルメーター |
ディスプレイ | カラーTFT液晶 (5 ~ 10インチ) | ||
環境光センサ | |||
警告アイコン表示 | 設定可能 | ||
シフトライト | RGB LED x 10 | ||
警告ライト | RGB LED x 5 ~ 8 | ||
CANバス数 | 3 | ||
ECU接続ポート | CAN、RS232、K-Line | CAN、K-Line | |
モーションセンサ | 3軸 G(±5G) + ジャイロ 最大100Hz |
- | - |
アナログ入力チャンネル | 8チャンネル 0-5Vもしくは0-12Vのデジタルステータス入力にも対応 |
4チャンネル | |
デジタルパルス入力 | 速度 x 4 + RPM x 1 | 速度 x 1 + RPM x 1 | - |
デジタル出力 | 2 (最大各1A) | 1 (最大1A) | - |
GPSモジュール | 付属 | オプション | |
内蔵メモリ | 4GB | - | - |
データロガー機能 | - | - | |
Wi-fi接続 | - | - | |
リアビュー用アナログカメラ入力 | |||
筐体 | アルマイト処理アルミニウム | ||
コネクタ | AS 37ピン AS 22ピン Binder 5ピン |
AMP 14ピン AMP 23ピン Binder 5ピン |
AMP 23ピン Binder 5ピン |
消費電流 | 約400mA | ||
耐環境性能 | IP65準拠 | ||
拡張モジュール | オプション |
MXxシリーズの特徴
ECUへのシリアル(CAN/RS232C/K-Line)接続
MXxシリーズには、ECUに接続するため、
CAN、K-Line、RS232(MXS Strada Lightを除く)の
シリアルポートが装備されており、
1500以上のモデルデータベースが用意されています。
データベースに含まれるモデルであれば、リストから選択するだけで
簡単に接続することができます。
独自にCANプロトコルを作成することも可能です。
テストプロパティも記録します
MXxダッシュロガーは、ラップタイムとログデータの他にも、
サーキットの名称や、走行時刻も記録します。
これらのプロパティが統合され、記録されることで、
データをPCで解析する際の手間が省けます。
コース上の速度と位置座標を記録します
MXxダッシュロガーは、4つのGNSSシステム対応のGPSモジュールが
付属しているため、およそ0.5m以内の精度・毎秒25回のレートで、
位置情報や速度を記録できます。
StradaとStrada Lightも、GPSモジュールを追加すれば、
ラップタイム計測が可能です。さらに、Staradaロガーを
追加すれば、ログデータ記録も可能です。
モーションセンサ内蔵
MXxダッシュロガーは、モーションセンサを内蔵しています。
サンプリングレート100Hzで、3軸の加速度と角速度が計測できます。
モーションセンサは、MXxダッシュロガーのみの機能です。
データリコール
MXxシリーズは、記録したラップタイムデータなどを
画面上で確認することができます。
日付や走行したサーキット、ラップタイムなどの
データ概略画面です。
ヒストグラム表示
個別の記録データはいくつかの方法で表示させることができます。
例えば、ラップタイムの推移をわかりやすくヒストグラムで
表示させられます。
拡張モジュール
Mxxシリーズには、様々なAim拡張モジュールを接続できます。
GPSモジュールや、チャンネル拡張、TCハブ、LCU-ONE CANなどの
機能追加のためのモジュールの他、記録したデータをオーバーレイとして
合成しながらビデオ撮影ができるSmartyCAMシリーズも用意しています。
また、Stradaロガーを使えば、Stradaシリーズでも
データロギングが可能になります。
リアビューカメラ
MXxシリーズをリアビューカメラのディスプレイとして利用するための
ビデオ入力ポートを2チャンネル装備しています。
カメラ信号は、NTSC/PAL両対応です。
カスタムダッシュボード
ディスプレイ表示は、用意された幅広いページスタイルライブラリの中から
選択でき、表示させるデータ、スケール最大値、表示単位などは
自由に設定できます。
数値だけでなく、バーグラフやリングバー、そしてアイコンによる表示など
様々なバリエーションで表示させることが可能です。
フレキシブルな各種警告表示
装備されている警告表示用LEDランプは、柔軟に設定できます。
点灯させる条件、点灯色、常時点灯か点滅か、点滅の場合の周波数、
さらには同時にメッセージを表示させるなど、細かな設定が可能です。
ディスプレイ上には、各種アイコンによる警告表示もできます。
上部のシフトライトも様々な設定が可能です。
Race Studio 3
CONFIGURATION (設定)
Race Studio 3は、MXxシリーズの中心となり、
様々な設定のほとんどを行います。
設定項目には下記のようなものがあります。
- 全ての入力チャンネル
- ECUドライバ
- 計算チャンネル
- 表示ページ
- デジタル出力
- 各種警告
- シフトライト
- 拡張モジュール
ANALYSIS (解析)
Race Studio 3は、MXxシリーズで記録された
ログデータ(StradaシリーズはStradaロガーが必要)を
読み込んで、全て解析することができます。
グラフ・ヒストグラム・各種数値一覧表は、
ドライビングについて学ぶ手助けとなり、
エンジンチューニングやシャーシセットアップで
間違わないための客観的なデータを提供します。
SmartyCAM 3カメラで録画したビデオを
ラップごとに比較表示させることも可能です。
WiFi接続
Stradaを除くMXxダッシュロガーには、
802.11規格のセキュアなWiFiが装備されており、
設定やデータのダウンロード、センサのキャリブレートなどは
ワイヤレスで行うことができます。
PCを車両の側に持ち込まなくても、
50m離れたバンの中から操作することさえできます。